レーン夫妻を語り継ぎ、事件の記憶を刻むモニュメントの設置をー7.16集会

 

昨年は宮澤・レーン事件の80周年でした。12月4日から約2か月に渡って北大総合博物館で開催された「80周年特別展」は、宮澤弘幸とレーン夫妻を襲った不条理の事件と彼らの生涯を史実に基づいて描いた画期的なものでした。会期中の来館者は1万人を超え、多くの人たちに大きな感銘を与えました。いまロシアのウクライナ侵略を契機に憲法改悪の動き、敵基地攻撃能力の保有をめざす大軍拡など戦争できる国への動きが急ピッチで進もうとしています。そうした時何が起きるか、私たちは改めてこの悲劇の歴史に学ぶ必要があります。                              毎年7月、私たちはレーン夫妻の命日にちなみ、「レーン夫妻を語り継ぐ」集いを開催してきました。今年は、戦中・戦後の札幌北光教会とレーン夫妻のかかわりについての講演です。また北大の外国人教師官舎跡に、教師と学生たちの国籍を超えた交流と事件の記憶を刻むモニュメントの設置を北大に要請する提案について報告・意見交換します。多数の皆様のご参加をお待ちしています。

日時  7月16日(土)  13:30 ~ 15:45                                                   13:30-14:00  オープニングコンサート

第1部  講演  「北光教会とレーン夫妻」  講師  相馬 述之(札幌北光教会員)

第2部 提案「外国人教師官舎跡にモニュメントの設置を」