北大外国人教師官舎跡がきれいになりました。
今年は春が早くやってきて官舎跡のスノーフレークも10日前に満開になっていました。4月8日仲間がそれぞれ集まって官舎跡の清掃を行いました。折れた枝が散乱し、厚くなっている落ち葉がスノーフレークの広がりを邪魔したりしていました。1時間ぐらいで終わるのではないかと始めましたが、2時間かかりました。スノーフレークは花が終わったものもあり、来週にはほとんど散ってしまいそうでした。散歩するのを邪魔する落ちた枝を片付け、花が広がるのを邪魔するクマザサを除き、歩きやすいように落ち葉を片付けました。新しい発見がありました。レーンさんの庭にあったニオイスミレが何カ所かに群生していることがわかりました。4月末に咲くキバナアマナも咲き始め、アズマイチゲも咲き始めていました。
この地で太平洋戦争が迫る中、北大生、中国人の留学生たちがアメリカ、ドイツ、イタリアと国籍を超えて共に学び、親睦を深めていたことを多くの皆さんに知っていただきたいし、さらにダイバーシティとインクルージョン宣言をした北大にとっても大事な場所であることを知っていただきたいとの思いを強くした時間でした。
スノーフレーク/汚れなき心つないで咲く花よ/闇夜に灯る 希望の光り/ソシエテ・デュ・クール/忘れまじ 師のことば/争い越えて養いしは知と心
(同志社大学留学中に治安維持法で逮捕され、1945年獄死した尹東柱さんの記念碑建立に尽力された Kさんより)
※スノーフレークの花言葉 「汚れなき心」