10月12日に再度北大に案内板とモニュメントの設置を申し入れ、追加賛同署名322名分を提出しました。

去る10月12日午前10時半、さわやかな秋晴れの下、考える会の事務局3名が北大本部に出向き、総務企画部総務課の平松課長直々に申し入れ書と322名の賛同署名を手渡しました。

私たちは昨年8月15日に北大に「外国人教師官舎跡に案内板とモニュメントの設置を」と申し入れ、その際521名の賛同署名を添えて提出しましたが、その後、9月と11月にも賛同署名を届け、その数は合わせて約1000名になりました。今回は4回目の提出になります。

私たちは毎年、一般市民を対象に「宮澤・レーン事件を歩く 北大ピースツアー」を実施してきましたが、数年前から、富士国際旅行社が北海道ツアーの中に同様の趣旨で北大を訪れる企画を取り入れています。私たちはガイド役を引き受け、クラーク像や外国人教師官舎跡、北大総合博物館などを案内しています。今年は4月と8月に実施され、日本各地から来道した参加者に事件を知ってもらい、署名を呼びかけました。

また、8月には「日本のうたごえ祭典 in 北海道」が札幌で開催され、その会場でも全国からの参加者に事件を訴え、署名を呼びかけました。そのような取り組みの中で、宮澤・レーン事件を知る人は沖縄を含め全国に広がってきました。

その上で私たちは平松課長に、今回の署名には総長と同級の方の一言やよく知られた方のお名前があると思うので、ぜひ総長に手渡していただきたい、あわせて前回の北光教会の申し入れに対する回答はまだ届いていないようだが、要請の主体が私達とは別なので、改めて回答をお願いしたいと伝えました。

最後に、「事件について、また心の会が存在していた事実を、ぜひ形あるものとして残してほしい。」と再度、強く訴え、それが実現するまで賛同者を広げ署名を続ける意思を伝えました。

全国うたごえ祭典の会場で参加者の多くの方々に北大へのモニュメント設置要望に賛同の署名をしていただきました。